きんたまさん 〜 きん たま さん 〜

　金珠（きんたま）神社もしくは金持（かねもち）神社と呼ばれるその社（やしろ）には、その名の通り金色の大きな玉がご神体として奉られています。
　その珠には、お金持ちになる・お金に恵まれる――といったご利益があると言われて奉られて、いつしか有名になりました。
　地元や近隣の人々からは「きんたまさん」と呼ばれ、きんたまさんを模したお守りやアクセサリが作られるほど親しまれています。

　誰でもさわれるように座された珠を、願い事をしながらなでるのがお参りの仕方。
　宝籤（くじ）を直接なでつけるのも効果があるとか。

　その効き目は絶大で――とはいっても、微々たる効き目であることもしばしばですが、願いが成就したら、その大小に関わらず
お礼参りをしましょう。
　遠方の場合は、なにかしらお礼の気持ちを
込めた物を贈りましょう。
　そうしなければきんたまさんのご利益は、
倍の凶になって返ってきますし、きんたまさん
本体の御神力（おちから）も弱ってしまうといわれていま
す。